会長あいさつ

公益財団法人への移行のお知らせ

平成20年12月1日に公益法人制度が改正されたことにより、当財団では昨年(2012年)10月10日に公益財団への移行申請を提出しておりましたが、この度、事業の公益性が認められ、2013年3月19日に神奈川県知事より移行認定を受けましたことをご報告申し上げます。それに伴い2013年4月1日より、名称を「公益財団法人 神奈川県動物愛護協会」に変更することとなりました。

当財団は、昭和33年の発足以来、動物愛護活動の普及啓発に努めて参りましたが、旧法では、収益を得る事業自体が規制されていた為、基本財産の少ない当財団は苦しい運営状態が続いておりました。新法では、収益の50%以上を公益事業に使用することで公益事業の拡充を図ることが求められております。今後、付属動物病院では、飼い主さんのいる動物の診療を収益事業とするほか、物品の販売や新規事業に力を入れ動物愛護活動の幅を広げて参りたいと存じます。

引き続きのご支援と、より一層のご協力を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

尚、ホームページの過去の記述及び印刷物等の残存分は、旧名称のまま使用させて頂きますことをご容赦ください。

 

2013年4月1日
公益財団法人 神奈川県動物愛護協会
会長 山田佐代子

 
 

新年明けましておめでとうございます。 旧年中は、皆様からの暖かいご支援をたくさん頂き、心から御礼申し上げます。 本年が、皆様にも動物たちにも、良い年になりますようお祈りしております。

新年のご挨拶とともに、ご支援いただいた皆様に嬉しいお知らせがございます。 懸案となっていた築50年近い古い猫舎のリフォームが、年末29日に完成致しました。11月から工事に入りましたが、舎内の崩落したコンクリートの撤去作業にも時間がかかり、また、動物達が少しでも快適に暮らせるよう床や壁、天井にも工夫を凝らして頂いたため予定よりかなり日数がかかりましたが、とても素敵な舎となりました。 内部のリフォームなので外観は変わりませんが、動物たちは快適に暮らせることと思います。

皆様に、早く写真を見て頂きたいのですが、ホームページへのUPが間に合わず申し訳ございません。どうか、楽しみにお待ちいただければ幸いに存じます。

この場をお借りして、皆様のご支援に心から感謝申し上げるとともに、新年にご報告が出来ましたことを誠に有難く存じます。どうぞ今後とも、動物たちのためのご支援をよろしく申し上げます。

2013年1月2日
会長 山田佐代子

 
 

財団法人 神奈川県動物愛護協会のホームページへのご訪問を有難うございます。本会は、1958年に当時の県知事夫人内山登志子氏により動物愛護精神の普及を目的として設立され、動物保護施設と動物病院を併設し活動を続けております。長年の活動の中には紆余曲折があり、資金難で明日にも閉鎖を危ぶまれた時期もありました。本会が動物保護・医療活動を続けてられましたのは、困難に直面した度、献身的に協会を支えて下さった多くの方々のご尽力、そして協会の存続を願ってご支援を下さった多くの皆様のお気持ちに他なりません。

この場をお借りして、心からの御礼を申し上げます。

動物保護施設の維持管理は、労働力・経費の確保が非常に難しく、1970年頃には、公益法人運営の動物保護施設が次々と閉鎖され、1990年に県内で動物保護施設を設立した財団も15年ほどで施設閉鎖になりました。一方、NPO法人や民間団体の保護施設は増えていますが、飼養管理の不備が問題になるなど、助けたい気持ちだけが先行する場合もあり、問題の難しさを感じております。

そして、動物愛護活動に欠かすことができないものが獣医療です。ノラ猫の傷病や不妊去勢手術、通常の費用負担が困難な方の動物など、公益性のある動物病院が不可欠です。現在では、NPO法人の保護施設に動物病院を併設しているところも出来てきていますが、逆にノラ猫の診療を行なわない動物病院が増えているように思います。全ての動物達が適切な医療を受けられることを望んでいます。

ご存知のように、1999年には、動物愛護法の大改正があり、やっと動物が「物」から「命」として扱われるようになりました。先進国の中で、日本の動物に対する法整備の遅れは、内外から指摘されています。しかし、2009年には、政府(環境省)が動物虐待防止のポスターを発行するなど、歩みは遅くとも動物達に対する意識は確実に向上しています。

マハトマ・ガンジーの言葉に「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」というものがあります。

そして、日本には古くから「一寸の虫にも五分の魂」ということわざがあります。「どんな小さな生き物にも心があるのだから軽んじてはいけない」という戒めです。元々は武士に搾取されていた町民から出た言葉のようですが、自らを虫に例えることが出来るほど、日本人は豊かな感性と優しさを備えています。 経済発展の中で、一度は忘れ去られた言葉かもしれませんが、小さな命にも暖かい扱いのできる、道徳的な先進国を目指したいと思います。

設立者の意思を引き継ぎ、積極的に動物愛護精神の普及に努めて参りますので、今後とも、どうかご支援を宜しくお願い申し上げます。

2010年7月1日
会長 山田 佐代子