新年のご挨拶

2020年1月1日
会長 山田佐代子

明けましておめでとうございます。
皆様、穏やかな新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
昨年も、たくさんのご支援、ご協力を誠にありがとうございました。
本年も、頑張って参りますので、どうか引き続きの応援をよろしくお願い申し上げます。

まず、新年最初のご報告は、2020年を迎える数時間前にリニューアルしたこちらのホームページをようやく公開することができたことです。しかし、公開時にシステム上のトラブルがあり、しばらくの間、新しいホームページは仮のURL(公式ブログURL)にて表示することになってしまいました。新旧共にホームページを表示しており、ご迷惑をおかけいたしますが、最新情報は新しいホームページに記載いたしますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、2020年は動物たちにとって大きな局面を迎える年になると思われます。
特に、2019年6月に改正された動物愛護法が施行される事、そして、東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う選手村等でのアニマルウェルフェア食材の使用についてです。

動物愛護法の改正は1年遅れて成立し、今年6月1日から施行されます。虐待等の罰則については異例の厳罰化が実現し、ご尽力下さった皆様に感謝するばかりですが、課題は依然として虐待のラインです。動物たちが本当に救われる内容を定めて頂かねばならなりません。また、獣医師に虐待の通報義務が課せられましたが、個人情報の取扱もありますので施行までに明確なガイドライン等がなくては動物病院さんでの実行が難しいように懸念しています。

また、施行が2年後の8週齢規制では日本犬6種が除外されてしまいましたし、施設の数値基準では検討会の方向性を危惧する声も聞かれます。
動物愛護法の改正内容の殆どは今年6月から施行されますが、法ができたことで安心せず運用について注視していかなければならないでしょう。

次に、東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う選手村等でのアニマルウェルフェア食材の使用についてです。2018年に海外のメダリストから日本の選手村で提供される食材のアニマルウェルフェア(畜産動物の福祉)基準が低すぎるという抗議声明が提出されたことを記憶されている方も多いと思います。
その理由は、日本では、EU諸国等で禁止になった卵鶏のバタリーケージなど、畜産動物に生き物としての配慮のない飼育方法が主流となっているからです。

56年前の東京オリンピックの際、日本は海外から動物の扱いを批判され、約10年後に初めて「動物の保護及び管理に関する法律」を作る流れになったと聞いています。このような機会がないと改善されない状況は情けない限りですが、この機会こそは改善に繋げてもらわなくてはならないと考えます。
2020年は、お一人お一人が動向を見据えて、疑問は声にして頂きたいと願っております。

国会の 呆れ果てる 答弁を聞いていると、何事もやる気を無くしそうですが…
諦めたらおしまいなので、一緒に頑張ってください!


新年のご挨拶

2019年1月2日
公益財団法人 神奈川県動物愛護協会
会長 山田佐代子

明けましておめでとうございます。
2019年の幕開けはどのようにお過ごしになられましたでしょうか。
昨年は、創立60周年記念の集いをはじめ、たくさんのご支援を頂戴し誠にありがとうございました。
なかなか余裕のある活動には至れずにおりますが、本年も、気を引き締めて参りますので、どうか引き続きのご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

さて、年始から明るい話ではなく誠に申し訳ございませんが、少しお話をさせていただきます。
皆様もご存知のとおり、2018年に予定されていた動物愛護法改正は先送となり、期待していた犬猫販売の8週齢規制、親犬猫の繁殖回数、飼育施設の数値基準等など全てが暗礁に乗り上げた状態です。
国会では次々と驚くような法案の強行採決が成され、辺野古の埋め立てが始まり、2019年度の軍事費は過去最大の5.3兆円、水道の民営化、秋からは消費税10%、年末にはIWCを脱退し商業捕鯨再開のニュース。
財務省や厚労省の改ざん問題に納得できる答えはないまま、憲法改正が進められようとしています。
日本のみならず世界に目をうつしても、平和や安心が遠のいているように思えます。
しかしながら、イギリスやロシアでもペットの販売に関してのハードルを上方修正していますし、2020年の東京オリンピックに向けて海外の選手から動物福祉に配慮された食材供給の申し出があるなど、日本のようには動物をなおざりにはしていないのです。
確かに、日本は動物や環境に対する国の政策があまりにも杜撰なため、いくら叩いても破れぬ壁に疲れ果ててしまうこともあります。
しかし、近代日本に動物愛護思想を培った広井辰太郎は戦時中でも動物たちのために会報を発行していたと聞きます。その苦労を思えば私たちは決して諦めてはいけないでしょう。
「もうひと振りで壁は崩れるかもしれない」のですから、2019年の動物愛護法改正に向けて諦めることなく進みたいと思います

動物愛護法は議員立法です。そして2019年は参議院の一部改選です。
動物たちが無用な苦しみを強要されないために、最低ラインだけは動物愛護法に盛り込んでもらうため諦めることなく声を届けて行きましょう!!
どうか、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
2019年が動物たちにとって幸せへの一歩になるよう頑張りたいと思います。


新年のご挨拶~創立60周年を迎えて~

2018年1月1日
公益財団法人 神奈川県動物愛護協会
会長 山田佐代子

新年、明けましておめでとうございます。
賛助会員の皆様、ご支援者の皆様、里親になって下さった皆様、動物愛護活動にご尽力下さっている皆々様におかれましては、ご健勝にて新年を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。
旧年中は皆々様からのご協力、ご支援を賜り心より厚く御礼申し上げます。おかげさまで、動物たちもスタッフも無事に新年を迎えることが出来ました。
本年も変わらぬご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、1958年(昭和33年)に創立致しました当協会は、今年4月23日にて60周年を迎えることとなりました。協会創立年の干支と同じ戌年でもあり感慨深く感じております。
60年の長きにわたり動物保護施設と動物病院を併設し活動を続けることができましたことは、ひとえに多くの皆様からの支えがあったからに他なりません。この場をお借り致しまして、ご厚情に心から深謝申し上げます。
本年の協会写真展は、支えてくださった皆さまへの感謝を込めて60年の歩みを振り返る写真展に致しますので、秋の写真展にはぜひ皆様ご来場ください。

そして本年は、動物愛護法の改正が予定されている大切な年でもあります。日本の動物愛護法は、まだまだ動物たちを守るには不十分と言わざるを得ません。
動物たちを想う数多くの皆様が、法の改正に関心を寄せ声をあげて頂けることを願って止みません

戌年の本年、ぜひとも、犬たち・猫たちにたくさんの幸せをもたらす一年になることを祈念し、新年のご挨拶とさせて頂きます。


公益財団法人への移行のお知らせ

2013年4月1日
公益財団法人 神奈川県動物愛護協会
会長 山田佐代子

平成20年12月1日に公益法人制度が改正されたことにより、当財団では昨年(2012年)10月10日に公益財団への移行申請を提出しておりましたが、この度、事業の公益性が認められ、2013年3月19日に神奈川県知事より移行認定を受けましたことをご報告申し上げます。それに伴い2013年4月1日より、名称を「公益財団法人 神奈川県動物愛護協会」に変更することとなりました。

当財団は、昭和33年の発足以来、動物愛護活動の普及啓発に努めて参りましたが、旧法では、収益を得る事業自体が規制されていた為、基本財産の少ない当財団は苦しい運営状態が続いておりました。新法では、収益の50%以上を公益事業に使用することで公益事業の拡充を図ることが求められております。今後、付属動物病院では、飼い主さんのいる動物の診療を収益事業とするほか、物品の販売や新規事業に力を入れ動物愛護活動の幅を広げて参りたいと存じます。

引き続きのご支援と、より一層のご協力を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

尚、ホームページの過去の記述及び印刷物等の残存分は、旧名称のまま使用させて頂きますことをご容赦ください。


2013年1月2日
会長 山田佐代子

新年明けましておめでとうございます。 旧年中は、皆様からの暖かいご支援をたくさん頂き、心から御礼申し上げます。 本年が、皆様にも動物たちにも、良い年になりますようお祈りしております。

新年のご挨拶とともに、ご支援いただいた皆様に嬉しいお知らせがございます。 懸案となっていた築50年近い古い猫舎のリフォームが、年末29日に完成致しました。11月から工事に入りましたが、舎内の崩落したコンクリートの撤去作業にも時間がかかり、また、動物達が少しでも快適に暮らせるよう床や壁、天井にも工夫を凝らして頂いたため予定よりかなり日数がかかりましたが、とても素敵な舎となりました。 内部のリフォームなので外観は変わりませんが、動物たちは快適に暮らせることと思います。

皆様に、早く写真を見て頂きたいのですが、ホームページへのUPが間に合わず申し訳ございません。どうか、楽しみにお待ちいただければ幸いに存じます。

この場をお借りして、皆様のご支援に心から感謝申し上げるとともに、新年にご報告が出来ましたことを誠に有難く存じます。どうぞ今後とも、動物たちのためのご支援をよろしく申し上げます。


2010年7月1日
会長 山田 佐代子

財団法人 神奈川県動物愛護協会のホームページへのご訪問を有難うございます。本会は、1958年に当時の県知事夫人内山登志子氏により動物愛護精神の普及を目的として設立され、動物保護施設と動物病院を併設し活動を続けております。長年の活動の中には紆余曲折があり、資金難で明日にも閉鎖を危ぶまれた時期もありました。本会が動物保護・医療活動を続けてられましたのは、困難に直面した度、献身的に協会を支えて下さった多くの方々のご尽力、そして協会の存続を願ってご支援を下さった多くの皆様のお気持ちに他なりません。

この場をお借りして、心からの御礼を申し上げます。

動物保護施設の維持管理は、労働力・経費の確保が非常に難しく、1970年頃には、公益法人運営の動物保護施設が次々と閉鎖され、1990年に県内で動物保護施設を設立した財団も15年ほどで施設閉鎖になりました。一方、NPO法人や民間団体の保護施設は増えていますが、飼養管理の不備が問題になるなど、助けたい気持ちだけが先行する場合もあり、問題の難しさを感じております。

そして、動物愛護活動に欠かすことができないものが獣医療です。ノラ猫の傷病や不妊去勢手術、通常の費用負担が困難な方の動物など、公益性のある動物病院が不可欠です。現在では、NPO法人の保護施設に動物病院を併設しているところも出来てきていますが、逆にノラ猫の診療を行なわない動物病院が増えているように思います。全ての動物達が適切な医療を受けられることを望んでいます。

ご存知のように、1999年には、動物愛護法の大改正があり、やっと動物が「物」から「命」として扱われるようになりました。先進国の中で、日本の動物に対する法整備の遅れは、内外から指摘されています。しかし、2009年には、政府(環境省)が動物虐待防止のポスターを発行するなど、歩みは遅くとも動物達に対する意識は確実に向上しています。

マハトマ・ガンジーの言葉に「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」というものがあります。

そして、日本には古くから「一寸の虫にも五分の魂」ということわざがあります。「どんな小さな生き物にも心があるのだから軽んじてはいけない」という戒めです。元々は武士に搾取されていた町民から出た言葉のようですが、自らを虫に例えることが出来るほど、日本人は豊かな感性と優しさを備えています。 経済発展の中で、一度は忘れ去られた言葉かもしれませんが、小さな命にも暖かい扱いのできる、道徳的な先進国を目指したいと思います。

設立者の意思を引き継ぎ、積極的に動物愛護精神の普及に努めて参りますので、今後とも、どうかご支援を宜しくお願い申し上げます。