譲渡条件について
協会の譲渡条件は、飼育困難になり保護依頼の多いケースを基に設定しております。
この条件に合わない場合でも責任をもち終生飼育をされている方がいることは認識しておりますが、一定の規定を持ち活動する必要がある為、ご理解をお願い致します
尚、施設の見学は、スタッフが説明をさせて頂く都合上、お電話でご予約をお願い致します。ご予約がない場合、見学ができないことがございますのでご了承ください。
基本的にアパート等にお住まいの方には、飼育許可があっても譲渡はしておりません。
理由: 現在飼育許可があっても、お引越しで飼育ができなくなる場合のご相談が多い為。
独居の方には譲渡しておりません。
学生には譲渡しておりません。
理由: 動物の傷病時に対応できない、又はご自身の傷病時に飼育困難になるというご相談が多い為。
未婚の同居、ルームシェア等の方には譲渡しておりません。
理由: 過去の事例により、同居者と別居になる頻度が多く、独居に変わる可能性が高い為。
子犬や子猫など、若年齢の動物を希望される際は、飼育管理責任を負うご夫婦両名の年齢を考慮した上で、譲渡をお断りさせていただく場合があります。
(目安として、55歳以上の方に対して1才未満の動物の譲渡は厳しいと判断する場合がございます。
同じく、60歳以上の方に対して5歳未満の動物の譲渡は厳しいと判断する場合がございます。)
※但し、高齢の動物やハンデを背負っている動物を希望される場合や、保証人の有無によっては、 飼い主様の条件を考慮し譲渡できる動物を選定させていただきますので、ご相談ください。
現在飼育中の犬猫等に不妊去勢手術を施していない方には譲渡しておりません。
理由: 殺処分される犬猫等が多数いる中、繁殖は不要と考えている為、確実に繁殖をされないことを要件としています。
※病気や老齢で不妊去勢手術不可並びに交配不可の診断書がある場合を除きます。
飼育方法やしつけなど、協会のアドバイスを受入れて頂けない方には譲渡しておりません。
理由: 過去に独自のしつけ後に飼育不可となり施設に戻されたケースが複数あった為。
病気の予防ワクチン接種、傷病時の適切な治療を施して頂けない方には譲渡しておりません。
理由: 飼主が動物の健康に留意せず傷病時の適切な処置をしない場合、虐待と判断される可能性がある為。
その他、外国籍の方など譲渡不可になる場合があります。
〈 猫をご希望の方 〉
4頭以上の猫を飼育されている方には譲渡しておりません。
完全室内飼い及び迷子札の常時装着ができない方には譲渡しておりません。
〈 犬をご希望の方 〉
3頭以上の犬を飼育されている方には譲渡しておりません。
屋外飼育が適正な成犬を除き、基本的に室内飼育ができない方、迷子札や鑑札の常時装着ができない方には譲渡しておりません。
〈 その他の動物をご希望の方 〉
その他の動物に関しては、種によって飼育形態や飼養許可などが異なるため、直接協会にお問い合わせ下さい。
必要事項
- 身分証明書(運転免許証・保険証など)のコピーを頂きます。
- 飼育について家族全員の同意が必要です。
- 分譲マンションの場合は、ペット飼育の許可条項が載っている規約のコピーを頂きます。
- 賃貸マンション、借家の場合は、ペット飼育の許可条項が載っている規約のコピーの他、当協会が譲渡を認める条件に当てはまる親族の保証人が必要となります。
- ご高齢者や小学生以下のお子様がいらっしゃる場合、譲渡をお断りすることがあります。
- 譲渡契約は、ご自宅にお伺いし飼育環境を拝見し適正と判断してから成立します。
- 譲渡時に、活動継続のためにご寄附を頂戴いたします。
※なおシニア・老齢の犬猫をご希望される方に対しては、上記条件を満たしていない場合であっても 譲渡可能なことがございますので、直接協会にお問い合わせ下さい。