動物福祉検定
第12回動物福祉検定初級試験は 2020年9月27日(日)を予定していますが、新型コロナウィルスの感染防止対策により延期する可能性があります。
※9月27日の検定申し込みは定員に達した為、終了いたしました※
また、動物福祉検定初級テキストは、現在、動物愛護法の改正点を盛り込み改訂中です。トップページのお知らせがこちらに反映されておらず大変に失礼致しました。
誠に申し訳ございませんが、今しばらくお待ちください。
日本は動物愛護後進国と言われて久しく、2000年から動物愛護法の改正が進められていますが、未だに動物愛護は「動物好きが行うもの」という認識が根強くあります。しかし、動物への福祉は動物が好きか嫌いかで行うものではありません。また、個人的な感情や考えで動物に対するのではなく動物の生態や習性を学び、客観的な判断ができる事が大切です。
動物愛護法などにより市民を充分に指導できる状況があれば、日々の中で動物福祉が学べると思います。しかし、日本はまだ道半ばの為、動物に関心のある方々が率先して学び、客観的な視点で動物への福祉の必要性を広げて行かなければなりません。
動物に関わる問題は、単に動物そのものの事でなく、人の生活に密接に関わる部分が多く、動物が人間社会に組込まれているが故の社会的な問題と言い換えることができます。
これからの日本では、個人的な感情に左右されぬ基礎知識や思考の構築、動物の種による適正対応の違い、公衆衛生の観点なども含めた動物への対応を学ぶ必要性を鑑み動物福祉検定を始めることに致しました。
この検定は、初級検定、中級検定を経た後、「動物福祉士」という実践的な指導のできる方々の養成を目標として進めますので、たくさんの皆様にご参加頂けることを願っております。