ご支援くださった皆様へ
神奈川県動物愛護協会の動物保護施設と附属動物病院建築費を募るクラウドファンディングにたくさんのご支援をお寄せいただき誠に有難うございました。
第2目標の達成に至らなかったことからご心配をお寄せいただいておりますのに、最終のご報告が大変に遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
クラウドファンディング終了後も弊会の窮地を知った方々から直接のご支援を頂いておりますので、併せましてご報告をさせて頂くことに致しました。
ご報告の遅延につきまして、どうかご容赦頂けますようお願い申し上げます。
クラウドファンディングの最終ご支援額は、7月21日に銀行振込の30万円が加算され32,640,000万円という大きなご支援となりました。改めまして、皆様に心よりの感謝を申し上げます。(ご支援金からシステム利用手数料+消費税を差引いた26,536,320円が9月に振込まれます)
そして、弊会の窮地を知った方々からクラウドファンディング以外で直接にお寄せいただいたご支援がなんと5,470万円にものぼりました。
5000万円という巨額のご寄付は、大和住販社長の和田敦子様が個人として、クラウドファンディングで達成に至れぬ金額と借入予定の3000万円を考慮し協会の存続のためにご支援くださいました。動物達を想って下さるお気持ちに心より御礼申し上げます。そして、お振込みやご持参頂いたご寄付も現時点で470万円を超しましたことをご報告申し上げます。
和田敦子様からの大きなご支援の他、1000名を超す方々からのクラウドファンディングでのご支援、クラウドファンディング終了後のご支援が現在8123万円となり、手持ち資金の3000万円と併せて1億1123万円を建築費に充てられることになりましたので、借入を行わず施設建築着工に向けて進めて参る所存です。
改めまして、ご支援と心からの応援、ご心配をお寄せ下さった皆々様に心底より御礼と感謝を申し上げます。
予定よりスケジュールが遅れておりますが、8月中に施設設計を完了し、施工業者の入札を経て10月には施工業者・建築費用を確定、建築着工の予定です。
クラウドファンディングでの皆様からのご支援のおかげで、神奈川県の提案を受入れ、退去まで2年の猶予を得られましたので、焦ることなく良い施設を目指して進めて参ります。
新施設の完成が当初予定より遅れることも予想されますので、スケジュールが決まりましたらご報告させて頂きます。ご理解の上、ご容赦頂けますようお願い申し上げます。
クラウドファンディングのご支援金は9月の入金となりますが、寄付金控除領収証の発送準備にも取りかかっております。滞りなくお届けできるよう進めておりますので、担当者が
確認の問合せをさせて頂きました際には、お手数ですがご対応を宜しくお願い申上げます。
これからは皆様からの応援の言葉を胸に、新施設の完成を目指して全力で取組みます。
動物たちが穏やかに暮らし、新しい門出に結び付けられる保護施設、ノラ猫や地域猫にも適切な医療を施せる動物病院を運営していくことは勿論ですが、移転後は今よりも活動の幅を広げて行きたいと考えております。
犬猫の問題だけでも多頭飼育や虐待、遺棄やノラ猫の出産などなど山積みですし、今までもアライグマやドバト・カラスなどの保護や動物愛護法改正等への提言も行って参りましたが、展示動物、畜産動物、実験動物、野生動物に向けても提言や一助ができるよう活動分野を広げたいと存じます。
これからも私共の活動をお見守り頂き、引き続き温かいご支援をいただければ大変に有り難く存じます。
最後になりましたが、動物たちと共にスタッフ一同から心よりの感謝を申し上げますと共に、皆々様のご健康とご多幸をお祈り申し上げております。
(公財)神奈川県動物愛護協会
会長 山田佐代子